2話からの感想です。
絵は好みがわかれるかもしれないけれど、それが気にならないくらい
高校生という微妙な年頃の心理描写が絶妙ですね。
自分が好意を持っている人がかつて好きだった人
その人がどんな人かってやっぱり気になるものですよね。
見ちゃいけないとは思いつつどうしても気になってしまう恋心
罪悪感と好奇心が交差する七美の気持ちがうまく描かれていました。
七美は公式に書いてある通り、ふつうにかわいいですね(笑
すべてにおいてごく平凡、ヒロインとして特に特徴もないんだけれど
だからこそ見てて応援したくなる。がんばれって言いたくなる。
矢野を見てまず思ったのはよく笑っているけれど、やはり心から笑っては
いないなって印象を受けました。彼女を亡くしたことを含めてまだいろいろ
と裏に隠し持っているものがありそうなかんじ。
でも基本的にいいやつですね(笑
無理に気取ったりしてなくて自然体なところが好印象?
気になるのは有里の存在かなぁ。矢野が有里の横顔を見つめてるシーンが
ありましたけど、やはり姉の面影を重ねていたのでしょうか。
この二人の間で今後一波乱ありそう。
「好き」と言う言葉は簡単に言えるけれど、じゃあそれはどのくらい
好きなの?本当に好きなの?
改めて問われたとき、どれだけの人が胸を張って好きって言えるんだろう。
本当の気持ちはわからない、一番大事な部分がわからないからこそ相手を
求めて確認しようとするのかもしれない。
今回の話で「わからないオレもありじゃないか?」と言った矢野
都合の良い言葉だったらいくらでもいつでも言える。でもそうじゃない。
まだわからないから、いい加減な言葉で解決したくないからはぐらかすしか
なかったのかなって思います。
そういう部分からもこの矢野という人物が決していい加減な男ではない
ということが感じられたような気がします。
うむ、男から見ても2/3が惚れてしまう理由がわかる気がする(笑
いやはや、なんとも青春だなぁって思わせてくれるアニメですね。
貴方が好き→おれも好きかもしれない→じゃあ、付き合ってみる?
っていうのが最近よくある流れのような気がして、今回も最初のほうで
え?2話目で恋人同士?!
ってなるのかと思いきや、そこで一歩引いて改めて考え直す流れは
非常に好感が持てました。
でも勘違いだったと言いつつも心は正直なもので
七美がどんどん矢野のことを好きになっていく姿をテレビの前でニヨニヨ
しながら見ておりました(笑
BGMもなかなかいいですねぇ。
挿入歌とか終わりからEDへの入り方がなんともせつないですね。
悲しい内容ではないのになぜか胸にこみ上げる感情があります。
たぶん最終回とか泣きそう(笑
二人の恋の行方はどうなっていくのか
そしてその先に待つ結末はどうなるのかっ!(はやいよ)
今後も二人の淡い恋模様を生温かい目で見守っていこうと思います。