唯一の会える場である演劇の練習日にも矢野の姿はなかった。
がっくりと落ち込む七美
そんな折夏祭りの誘いを受ける七美
矢野も来る予定だということではりきって浴衣を着込む。
でも当日、そこにも矢野の姿はなかった。
ちょっとだけ近づけたと思われた矢野と七美の距離はまだまだ離れている
みたいですね。こうちょっとずつちょっとずつ近づいていく二人の関係が
見ててはがゆくもあるけれど、なにか好感が持てるような。そんな気持ち
になりますね。
七美の浴衣姿はほんとにかわいいですね。
この日の為に一生懸命おめかし(言葉が古いか)してきた様子がよく
わかりました。
「かわいいね」
途中でばったり出会った竹内に言われた言葉
でも本当に言われたい相手は違う・・・。
でもその人はいない。
たとえ100人の人にかわいいと言われても彼女は満足は出来ないので
しょうね。あの人に言ってもらえればそれでいい。
100人が似合わないと言っても、その人に一言かわいいと
言ってもらえればそれでいい。
でも見てもらえていないわけではなかったんですね。
竹内が七美の浴衣姿を写メで矢野に送っていた。
おまえ、いい仕事しすぎです(笑
そしてかわいいと言ってもらえて七美の苦労が報われて本当によかった。
夏は奈々のことを思い出すからダメなんだと言った矢野の演技は最初
普通にだまされました(笑
でもほんとに演技だったんですかねぇ。まだ本当の気持ちを見せていない
からよくわならない。悲しいことには代わりは無いのだろうけど。
そして七美の想いの告白
好きだと思う人がいるのだからプラスマイナスゼロというのは違うと思う
けど今後の七美の努力次第では十分プラスにもっていけるかもね。
現時点ではまだマイナスですぞ!
そして後半は矢野と奈々との出会いから別れの回想
矢野は奈々に対しホントの恋を抱いたけれど、奈々のそれは単なる逃げ道
でしかなかったのかな。
結局は暴力を振るわれても元彼のことが忘れられなかった。
彼女がホントの恋を抱いた相手は元彼なのだから。。。
恋は盲目とはよく言ったものだ。
二度と裏切らないと言った奈々、でも裏切られてしまった矢野。
そしてずっと見てると言った七美
裏切られた過去があるからこそ、信じきることができない矢野の心が
あるのかもしれませんね。自分を好きだと言ってくれている七美の想いを
受け止めたいけど、やっぱり彼の心にはまだ奈々への想いが抜けきれて
いないのと同時に本当に人を信用していいのかという思いもあるのかな。
「幸せって寒い日のココアみたいだね」
「肉まんとか焼き芋みたいに寒い時でも温めるもの
心をホッとさせるもの」
某キャラなら激しく突っ込みそうな言葉ですけれども
幸せをそう表現した奈々と七美
やはりふたりはどことなく似ているのかもしれませんね。
そして肉まんを食べに行こうと言う矢野
二人の距離がまた近づいたのかなとも思いましたが、次回予告を見ると
そうでもなさそうですね。
微妙であり絶妙に揺れ動く二人の想いがなんともせつないといいますか
見ててうまいなぁと感心させられます。
やばい・・・このアニメいい・・・。
なんていうか見てて自然と引き込まれていくかんじがある。
15、6歳の多感な時期を過ごしてきた人にもまだこれからの人も
是非見て欲しい作品かもしれない。
タイミングよく流れるBGMもいいですね。演出もうまいなぁ。
面白い、兎に角面白い。
毎回、EDの曲が違うというのもなかなかいいですねぇ。
個人的には第2話の曲が好きかなぁ。
昔使われた曲のリメイクらしいですが。
さらに今後も数パターン用意されているとのことでそれも楽しみです。