うっかり者の雅音をその小さな体で支えるリコちゃん。
やはりこの二人の関係はこうでなくちゃね(笑
以前と変わらない雅音とリコとの二人だけの生活ですが
どこか不安がぬぐえない部分がありました。
雅音が見た夢はリコと再び離れ離れになる予感をさせるようなもの
でしたし、なぉみさんの占いもまた結果こそ明らかにならないがどこか
悪い結果が出たようなかんじ。
雅音はといえば、リコと離れたくないという想いが強く過剰なまでに
リコに愛情を注ごうとしていた。
そんな二人の間に一つ朗報が届く。
それは鷹山の助けにより発行された親子認定届
これによって書類上でも雅音とリコは親子となることができた。
6歳にしてケーキを作り、さらにはその腕をまた上げつつあるという
リコちゃんはほんとに何者なのでしょう(笑
ある種の異常なまでの落ち着きはもしかして玲奈の遺伝的なものによる
ものだったりするのでしょうか。
1人で近所のおばあさんのところへ差し入れを持っていくというリコに
私もついていくという雅音。今までだったらいってらっしゃいで終わって
いた部分だけにやはり雅音は必要以上にリコを意識しているようです。
そして二人はそのまま遊園地へいくことに。
今日はクリスマスとお正月と誕生日が全部来たみたいと喜ぶリコ
オバケ屋敷で怖がるのが雅音でそれをなだめるのがリコちゃんというのが
なんとも(笑
でもオバケを見て夢のシーンを思い出す雅音はやはり今後への伏線だったり
するのかなぁ。
一方の鷹山の周りでもいろいろ動こうとしていた。
和銅が新しいプロジェクト「アルティメットブレイド」を発表し
鷹山を潰しにかかる。鷹山の得意先に手を回し契約を結ぼうとしていた。
しかし蓋を開けてみれば和銅の裏工作とは裏腹に会議前に鷹山の元に届く
得意先からの追加発注のFAX
さらにはお前は戦場に言ったことがあるのかと、和銅の計画が机上の遊び
でしかないとさらっと言いのける鷹山に軍配
瀬川「はぁ、あせって乗り換えなくてよかった」
前々からこいつは怪しいとはおもってましたがやはり瀬川はかなりの
曲者かもしれませんね。和銅の発表したプロジェクトが鷹山を追いやる
ことになるかもしれないと感じた途端、乗り換えようとする辺り
やはりこいつは完全に信用できないのかもしれない。
最初、和銅と通じてるのはこの瀬川かなとも思ったのですがそこは西田
だったわけですけどね。
西田から得た情報というのはただ金を積んで引き出させた情報にしか
すぎないらしい。
まぁ、結局は鷹山の方が一歩も二歩も上手だったわけで和銅は敗北
その腹いせではないけれど最後に暴れていたエクスコンらしき者って
あれって和銅の秘書のやつですよね?
アルティメットブレイドを装着させられたってことなんでしょうか。
これが今後脅威になるのかそれとも一話限りのことなのかはわかりませんが
まぁ、大した問題ではないでしょう。
それよりも最後のまりあの様子のほうがとても不気味です。
まりあ「泣いたりわめいたりするなんて愚かなことよ。欲しいものはだれも
くれない。自分で手に入れるしかないんだわ。そしてその力はある
私たちネオジーンに、いや、選ばれし私たちには」
今まで駄々をこねていたのがまるで何かを悟ったように見違えるほど
大人しくなってしまいました。
まぁ、こういうやつのほうが一旦キレると非常にやばいわけで今後の
メインとなっていきそうなかんじかな。
そしてファーザーの目的というのも徐々に明らかになってきました。
ファーザーは母親を憎んでいた。
そして彼は子供が作れない体であった。
父親を尊敬していたファーザーは父親と違う部分が自分にあることを嫌い
それを母親のせいにすることによって自分を正当化しようとしていた。
ファーザー「まりあ、お前もいずれ完全なる母体となるでしょう。私の
遺伝子から作り上げた完全なる母親。そこから生まれるもの
こそ本当の私なのです」
つまりファーザーは自分の遺伝子によって母親を作り上げることで自分自身
を作ろうとしていた。まがい物ではない自分を。
まりあの髪の毛をつかんで「お母さん」というシーンはさすがにきもいと
思ってしまった・・・。
まりあが自分だけではなくわたしたちといった言葉がなにか引っかかります
もしかして他にいるネオジーンたちと手を組んで何かをやろうとしている
のでしょうか。
タイトルの錯から当初連想していたのはまりあが錯乱するのかなと思って
いたのですが全く正反対な展開だったのでこれはびっくり(笑
大人しいだけに逆にそれが不気味ですね。
嵐の前の静けさといったところでしょうか。
雅音とリコの間によぎるわずかな不安もまだまだ注意しなければいけない
かんじ。やはり今後の鍵を握るのはリコちゃんなのかなぁ。
さっぱり予想ができないや(つД`)
次回「転」