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2006年08月05日

ゲド戦記を見て

いやぁ、これは想像以上でしたよ。
まさかここまですごいとは思ってもいなかった。
期待以上のモノを見せてもらいましたよ。
え?「時をかける少女」とどっちがよかったと思うかですって?

そんなの決まってるじゃないですか
放映映画館数が少ないほうですよ。

激しくネタバレしていますのでご注意下さい
素直な感想として、きれいな映像アニメだったなと。
それ以上でもそれ以下でもない。

冒頭でいきなり竜が暴れたり、世界が危機に陥っていると言われたり
王がいきなり殺されたりと張られていく伏線にこれから起こる物語への
期待感が膨らんでいきましたが、膨らんだままそれらが回収される
ことはありませんでした。工エエェェ(´д`)ェェエエ工

どのキャラも明るさが無いって言うか、生きることの希望みたいなのを
全然感じられないキャラ設定。だれかひとりはっちゃけたかんじのキャラが
いてもよかったのにね。唯一、へたれキャラのウサギぐらいだろうか。
終始怯えっぱなしの主人公アレン。最後はもう1人の自分と合体して
まともにはなったようだけど、キレたときの顔は怖いし、逃げまくりだし
キャラクターとしての魅力みたいなものが全然なかった。

テルーにしてももう少しうまい使い方があったのではないだろうか。

奴隷が連れて行かれるシーンとかでもなんでこんなにみんな覇気がないの?
ってぐらい動きがなかった。よくある1人ぐらい生きのいい奴隷がいたり
してもよかったんじゃないのかなとも思う。
主人公に絡んでくるやつとかね。
命を大切にしなきゃと伝えたい作品にも関わらずもうみんなすでに死んだ
ような、人生の終わりを迎えつつあるような描写でしかなかったのが
気になった。

キャラがいろいろとしゃべりすぎなのも気になったかな。
ハイタカとアレンが農作業をしているシーンで、アレンが手に肉刺を
作る描写があったけれど、その映像があるにも関わらずそのあとで
ハイタカに「肉刺ができたのか」と言わせる必要があったのかな?
客としてはその描写で十分それが見て取れるわけでラジオじゃないんだから
そんなフォローはいらないのではないかと。

テルーの挿入歌はかなり良かったと思う。
でも、もし私ならばこの歌の尺をもう少し短くしてEDとしてそのまま
使うかな。確かにいい歌だったけれど、物語の途中で流すにはちょっと
長すぎだったと思う。

最後に抜けた剣、その意味があったのかと思ってしまうぐらい中途半端に
終わってしまったように思う。結局クモの腕を斬ったのと落ちないように
支えになったことにしか使われていなかった。
剣が抜けたらどうなるのか、そこに最後の期待をしていただけに
これまた辛い結果となってしまったように思う。
最初に出てきて今はまだ抜けないとしっかり描いておきながらいざ抜けたら
これではね・・・。

結局、このアニメは何を伝えたかったのか、何を描いているのかが
さっぱりわからなかった。ストーリーにしても最初に登場した竜の意味は?
主人公が父親を殺さなければならなかった理由は?
たんなる気の迷い?
いい人だったっていうならばなぜ殺そうと思ってしまったのか、ずっと
罪の意識を背負っているのであればそのあたりもしっかりと描いて
ほしかったなぁ。

テルーは実は竜だった。だからなんなの?
それで世界は救われるの?

大した盛り上がりもなく終わってしまった感じ。
上映中何の笑い声も起きなかったのもどうなのかなぁと思ってしまう。
明らかに子供が楽しめる作品ではなかった。

上映後、見に来ていた小学生が映画館から出る時に言った言葉
面白くなかった

絶賛上映中の看板が見てて痛々しかった

ジブリ作品じゃなければそれなりには楽しめたのかもしれない。
でも人々はこれをジブリ作品として見るのは確実なわけで、この作品が
今までのジブリ作品と同じように扱われていることがとても悲しい
どういう思いで製作陣はこの作品を送り出したのだろう。
ほんとにこれは売れると思って出した作品なのだろうか。
売れるというとちょっと違うね、面白いと思って出した作品なのかな。

追記
なんか酷評ばっかりになってしまったのでいろいろと思い直して
みたのですが、まぁ、デビュー作品という意味では仕方が無かったのかなと
だれもがいきなり名作を作れるわけではないですからね。
ただそれならそれようにジブリとしてではなく別の形で発表して欲しかった
かなというのが正直なところ。
ジブリアニメと言えばやはり子供が楽しめるアニメというのがイメージと
してあるのでその辺りももう少し考慮していけばもうちょっと違う評価に
なったんじゃないでしょうか。
今回のは明らかに大人向けでしたからね。

剣がどうのこうのって書きましたが、剣が抜けたことに意味がある
考えればあれはあれで納得できる演出だったのかな。

ハイタカの真の名が「ゲド」であること。
そして真の名を告げることの意味。
原作を知らなければ理解しづらい部分が結構ありました。
説明しなければならない部分と説明しなくてもいい部分との使い分けが
今後の課題といったところでしょうか。

なにわともあれ、今後に期待しましょう。



posted by そぶ at 19:04 | Comment(0) | TrackBack(25) | その他>映画
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