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2006年08月30日

僕等がいた 第9話

「私、やってもいいよ」
七美の口から発せられた思いがけない一言
彼女は矢野にすべてを捧げる決意をした。
そして二人はついに・・・。

やってもいいよと言ったことに後悔の念を抱きつつも矢野の笑顔の前に
今更拒むこともできない七美

七美「順番に脱いでく・・・っていうか脱がして」
矢野「わーお」
恥ずかしいからといって思わず言ってしまった七美ちゃんですが、
男からしてみれば脱がしていくという過程ははっきりいってモチベーション
上がりまくりな状況です(笑
脱がされていくという恥ずかしさのほうがよっぽど恥ずかしいと思うん
だけどなぁ・・・。

怖いならやめてもいい、後悔させたくない。おれがほしいのは体だけじゃ
ないと七美のことを大切にしたいと猛烈にアピールする矢野でしたが
私には餌を前に尻尾を振りまくる犬にしか見えません(笑
なんていうか言ってることとやってることが伴ってないよね。

七美「私を矢野のものにしてください」
そして彼女は決意した。この決意がかわらないうちに早く・・・早く・・・

矢野「痛かったら右手あげてください」
七美「歯医者さんですか?」

こういう状況でもまだ天然っぷりを発揮する七美ちゃんはほんと
かわいいね(笑

そして重なり合う肌と肌

七美「後悔なんかしない、するわけがない。お父さん、お母さん
   ごめんなさい。七美はすべてを捧げたい人がいます。」

ようやく矢野と一つになれる。今までの出来事がまるで夢のように感じる
ほど幸せな日々。もしかしたら本当に夢かもしれない。そう思った彼女を
痛みが現実に引き戻す。
初めて味わうその痛みに我に帰る七美、とっさに右手を挙げる七美だが
なんとか気を紛らわせようと奮闘する矢野。

うーん、なんともリアルだ(笑
大切にするといっておきながらいざとなったらやめようとしない矢野は
やっぱりそういうやつなんですね(汗

しかし、そんな二人のやりとりも玄関が開く音によってすべてが打ち消され
てしまいました。(つД`)

矢野「いや、あのねぜんっぜん入ってないから」
結局二人は未遂のままおわってしまったわけなのですね。・゚・(ノ∀`)・゚・。
なんとなく当分おあずけになりそうなかんじですよね。
少なくとも旅行の資金ができるまでは・・・。
おそらく七美ちゃんは現実を知ってちょっと怖くなっちゃったんじゃ
ないのかな。あの時感じた痛みはまだ序の口にすぎなかったこと。
その先にある未知のものに対しての不安みたいなものを感じてしまった
のではないかな。

未遂に終わってしまったことで必至にホテル代を稼ごうとする矢野は
必至すぎ(笑
これが本当にほしいのは体だけじゃないと言った男の取る行動なのでしょうか

矢野と七美がもうやってしまったのかということが気になる竹内君
七美のことを普通の子という友人に対し「でもいい子だよ」とさりげなく
フォローするところがいいね。
早く舞台に上がって来い!竹内!

思い出をたくさん作ろうと言う七美に対し思い出という言葉はあまり
好きじゃないと言う矢野。

矢野「人間の記憶なんていい加減なんだ。色のついてないものにも色を
   みたり、勝手に脚色したり美化したり」

今目の前にいるものを信じるという矢野

思い出なんて時が経つほどほんと以上に、美しく心に残るから、
人は惑わされる。


このフレーズは某歌手の歌にあるフレーズなのですが、この矢野の言葉と
すごく似ているなぁと思った。
確かに思い出は美化されるものかもしれませんね。実際、もう一度見ると
なんでもないものだったりする時もある。
思い出は思い出としてしまっておくのが一番だったりしますよね。


そんなある日、偶然落としてしまった有里の荷物。
その中の一冊の本に挟まれていた写真。
そこに写っていたのは奈々と一緒にいる矢野の姿。

どうして有里が?とっさに持ち去ってしまった七美。

矢野と七美が未遂に終わってしまったことでこれで一気に有里が入り込んで
きそうな予感が・・・。
そして竹内君の今後の動向も気になります。
いよいよ、物語の歯車が大きく動き出しそうなかんじですね。
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