え?まだ終わってない?
なにこの茶番劇
佐藤が山崎に残した手紙の内容は明らかにこれから死にますって
とれる内容でしたね・・・。佐藤も山崎たちもどちらも勘違いでは
あったのだけれど、最終的には一つにつながってしまったお話でした。
さすがにクルーザーまでは持っていなかったですけど、免許は持ってる
ということで借りたクルーザーで無人島へと向かう城ケ崎たち。
一方の佐藤たちはキャンプファイヤーをしながら最後の晩餐。
帰る為の燃料を確保したいものの結局流されてしまい自ら薪の燃料と
してまいてしまう姿は悲しすぎます。
そして3人の死にたい理由も明らかに
・妻と子供がいなくなり借金だけが残った
・薬を盗んで大学を退学になった
・親からお金を盗んだ
ちいさっ!!キン○マちいさっ!
まぁ、大抵の死にたいと思う人なんてこんなもんなんだろうなぁ。
生きてるだけいーじゃない、大学なんて行き直せばいいじゃない。
正直に話して怒られればいいじゃない。
彼らの死にたい理由なんて所詮
その気になればいくらでもやり直しが効く事。
まぁ、一番の年配の人はわからないでもないが。
彼らがとった死の方法は崖からの飛び降りでしたけれども
正直、飛び降りるには相当の精神力が必要だと思う・・・。
最近テレビで10mの飛び込み台からプールへ落ちるってのをやって
ますけど、死なないとわかっていて10mの高さから落ちることですら
足がすくむのに死ぬとわかって何十mもの高さから飛ぶというのは
並大抵のことではないと思うよ。
飛び降りや首吊りもそうだけど、最後に決めるのは自分の意思なんだよね。
踏み台から足を外すのも前に踏み出すのもすべては自分のタイミング
よく集団自殺とかで車の中に有毒ガスを溜めての自殺とかってあるけど
あれは最終的にはある意味他人任せみたいなところがあるよね。
ガスが徐々に蔓延してきてそして意識を失ってそのままという流れ?
ガス自殺と飛び降り自殺の大きな違いはさっきも言ったけど、最後の一歩を
自分の意思で行うかどうかってところだと思う。
今回の佐藤たちを見れば結局だれもその最後の一歩を踏み出すことが
できなかった。それは何よりも死にたいと思う気持ちより死への恐怖が
上回ったからにほかならない。
要はそれぐらいのことだったってこと、そもそも本当に死にたいと思う
人間は複数でなんてことはしないと思う。きっと心のどこかでだれかに
救ってもらいたいと思う気持ちがあるからこそ同じ境遇の人を求める
のかもしれないね。
でも先輩の心変わりの早さにはびっくりした(笑
君が必要なんだ→その言葉を待ってたの→おれとケコーンして→はい
の流れは見てるこっちがええーーーーー!ってかんじでした。
結局は拗ねてただけじゃん
これにて元の鞘に無事戻ったようですが
問題なのは刀を抜いてしまった佐藤君・・・。
戻す鞘を失ってしまった彼が本当に死を決意したのもわかる気もする。
いや、たぶんだれもがあの瞬間「もう死にたい」と思うだろうね。
あ、そういえば先輩が起き上がったときに胸の砂を払うしぐさが
なんかリアルでよかった(笑
岬「私よりよっぽどくずなゴミ人間だもの、野良犬よりもみじめな
ヒッキーだもの」
ついに岬ちゃんが佐藤に近づく理由が明らかになりました。
つまりはせっかく自分より下の人間を見つけたのに、死んじゃったら
私が蔑む対象がいなくなるから死なないでってことだよね?
それ思いっきり逆効果ですから。・゚・(ノД`)・゚・。
じゃあ、岬ちゃんが感じていた恋のような感情は一体なんだったん
ですかね。単なる哀れみ?
まぁ、がんがれ、佐藤君
少なからず女の子が君の傍にいてくれるだけありがたいと思うんだ。
死を思いとどまった三人もこれで二度と死のうなどとは思わないでしょう。
なんてったって自分達より明らかにダメな人間を見てしまったのですから
人は自分より下を作ることによって知らないうちに心の安らぎを
得ているのかもしれません。
そんな私はもちろん底辺さ!ははははは!
泣いていいですか?