本心はもう決まっているはずなのに。
実は逃げているのは七美自身なのではないだろうか。
矢野が奈々のことを話すことを条件に再びよりを戻そうとする七美と矢野
限りなくデートに近い二人の約束に付き合わされる竹内君がなんとも
かわいそう。
矢野の気持ちばかり探っている七美ちゃんですが、竹内君の七美への
想いというのもちゃんと感じてあげているのでしょうか。
まぁ、ちゃんと感じていたらこんなデートに同行させるなんて
しないのだろうけどね。
竹内君が七美の画像をずっと持っていたと勘違いした矢野にいいわけ
ではないけれど、説明しようとする七美の姿でもうすべては決まっている
んだなと確信してしまいました。
矢野が合コンに行っていたことに怒る七美ちゃんでしたが、矢野に真顔で
見つめられた途端なにも言えなくなる。そしてさりげない甘い言葉で
完全に飲み込まれちゃうといういつものパターン。
なんていうかもうこれ以上何やっても変わらないと思ってしまうんだよね
どんな道草をしても結局戻ってくるのは矢野のところ。
どうあがいても終着点が竹内君になることはありえないのではないかと
思う。だからこそ、中途半端な状況でさまよっている七美ちゃんの姿が
見ててもどかしい。
だって答えはもう決まっているのだから。
竹内「実際、奈々さんにこだわってるのは元じゃなく、高橋のほう
なんじゃないかな」
核心をついた竹内君の一言、やっぱり七美がそこまで奈々さんに執着する
意味がいまいちわからないかな。
好きな人の中に別の好きな人がいるというのは確かに嫌なことではある
けれど、そこまで知らなければならないことなのかなぁ。
自分の気持ちに正直なった方がいいとアドバイスする竹内君
その言葉、そっくりそのまま君に返してあげたいけれど、でもそれでこそ
竹内君らしいわけで、やっぱり応援していきたい。・゚・(ノ∀`)・゚・。
竹内君の告白で今年すでに2人の女の子に告白されていたという事実!
好きじゃないから付き合えないってかっこよすぎだなぁ、ほんとに。
OKしてれば今頃ラブラブ状態だったのにねぇ。(笑
竹内「これだったら探させたりしないのに。高橋がおれを探す前に
いつもおれが高橋を見つけてやるのに」
ここまで言ってくれる男はなかなかいないですぞ七美さん・・・。
こんなにやさしい男が報われないなんて世の中間違ってる!
異議あり!!
結局、矢野みたいに照れもせずやさしい言葉を言ってくれるような男に
惑わされてしまうんだろうなぁ。言葉で伝えるというのも確かに大事
ではあるけれど、それが本物であるかを見極める目も必要だよね。
矢野の父親のとこに関して今回明らかになりましたが、父親の愛情を
受けることができなかったという部分は確かに辛い境遇ですね。
病院で息を引き取った母親の友人の夫である男性を矢野の父親だと
矢野の母親は言っていましたが、つまり母親は結婚していなかったと
いうことなんですね。
そうなると矢野はいわゆる不倫という形で出来た子供ということなのかな。
ふむ、これは確かに辛い話ではあるなぁ・・・。
矢野のことをじらしているとわかっていても自分の気持ちが不安なまま
の七美。心の中に闇の部分をずっと秘めている矢野。
互いにまだ本当の気持ちを相手に見せることが出来ていない二人。
両思いというのは変わらない事実なのだろうけれど、この先互いに心を
開くことはできるのでしょうか。