ありませんでした。
運命はかくも残酷なものなのか・・・。
マドレーヌさんに助けられたファンティーヌさん
重い病にかかってしまっているようですが、おそらくもう完治することは
ないのでしょうね。安静にしていれば少しは生きながらえることが
できるのでしょうか。せめてもう一度コゼットの顔をみるまでは・・・。
マドレーヌさんの命を受けコゼットを引き取りに向かうメイエさん
しかし、そこはあのテナルディエ夫婦
はいそうですかとすんなりコゼットを引き渡すわけがなく
今まで世話をしてきたからとあれこれオプションをつけ
メイエさんが持参した200フランをはるかに上回る500フランを
要求ってそれありえないだろ・・・。
さすがにマドレーヌさんはテナルディエ夫婦の怪しさに感づいた
ようですが、せめて市長の委任状とか何らかの書類を持たせるべき
だったんじゃないですかね。
コゼットを引き取りにきたといってもそれを証明する物、身分を
明らかにするものがないわけで、あやしいと言われてしまえば何の
反論もできないわけですよね。
そこはちょっとマドレーヌさんらしからぬ行動だったのではないでしょうか。
そして何よりコゼットの写真がないのが痛すぎました。
せめて幼い頃の写真だけでもあれば髪色が違うからと
アゼルマをコゼットに見立てたテナルディエの偽装にも気づくことが
できたのにね。
ファンティーヌから何も情報を聞かされていなかったのかなぁ
年齢を聞いていれば明らかにアゼルマでは小さいと気づきそうな
ものだし、コゼットの特徴なども知っていればまた違う結果に
なっただろうになぁ。
そしてマドレーヌさんが直々にコゼットを迎えに行くと決めた直後
ジャン・ヴァルジャンが捕まったとの報が入り、結局は自分の罪を
かぶってしまうことになったその偽者のジャン・ヴァルジャンを
助けにいってしまうみたいですね・・・。
ということでコゼットを迎えにいく日が遅れてしまうなぁと思ったら
次回予告でコゼットが倒れているじゃないですか!?
もうすぐそこまで、二人が再会できる可能性はもうそこまで来ている
というのになんという運命のいたずら・・・。
やっと掴みかけた幸せがその手から零れ落ちてしまいそうな
そんな悲しい結末が待っていそうでこの先が怖いです。