それは・・・愛」限界を超え崩壊が始まったネオ・ヴェローナ
その崩壊を止めるにはジュリエットの命を捧げるしかない。
ジュリエットの中に眠るエスカラスの種を開花させようとするオフィーリア
それを止めようとするロミオ。
ついに最後の幕は上がりました。
えー、そんなわけでロミジュリ最終回を見たわけですが
今回の感想がちょっと辛口になるのをお許し下さい。
ロミオ「ジュリエットは挿し木になることを拒んでいるんだ」
ロミオがオフィーリアに言ったこの言葉。
これがもし真実とするならば
最後にジュリエットがとった行動は一体なんなのでしょうか。
ロミオを失い、自ら挿し木になることを選んだジュリエット。
ネオ・ヴェローナを救うために彼女は体を張った。
と捉えるときれいなのかもしれないけれど、彼女は先のロミオのセリフのように
挿し木になることを拒んでいるんですよね。
じゃあ、どうして彼女の気持ちが変わったのか
それはつまり
ロミオが死んでしまったからに他ならないのですよ。
ロミオのいない世界なんて嫌だ、死ぬ時は一緒だと決めたから彼女は自らの
命を捧げることにした。
結果として二人は英雄となったわけですが、どうしてもそこへ行き着く理由が気になってしまいました。
ロミオ「この世界で一番尊き存在、それはこの世界に生きる人たちだ」
一見、ロミオの言ったこのセリフはすばらしいと思えます。
しかし、前回同じようにこの世界に生きる人々の為に自らの命を捧げようとしたジュリエットを
ロミオは止めているんですよね。
ロミオの言葉にはジュリエットを含めてこの世界に生きる人と言っているのかもしれませんが
やはりジュリエットが存在してこその前提なんですよね。
人々を守るためだったならばあそこでジュリエットを止めようとはしないはず
たとえ世界が滅びようとしてもジュリエットには死んで欲しくない。
という思いがあったからに他ならないと思うんですよね。
それが悪いってわけではないけれど、じゃあ、お互いに課せられた使命とか責任というのは
どうなってしまうのって考えてしまうんですよね。
すべてを投げ打ってでも恋に走る。
良くも悪くも最後の最後までこの物語は二人の純愛物語だったんだなぁと認識させられました。
と以上、ちょっと斜めにこの作品を見た感想を述べてみた。
今回、一番驚いたのはやはりロミオの死ですかね。
オフィーリアを打ち破り、ロミオとジュリエットは助かった。
と思った次の瞬間、ロミオの体はオフィーリアの最後の一撃によって
貫かれていた。
え?ロミオさん?何か背中から出てるよ?(汗
ロミオ「幸せだよ、ジュリエット。君のいる世界で生きることが出来て
ジュリエット・・・もう君の名を呼べない・・・君の姿が見えない・・・」
汗で画面がみえましぇん。・゚・(ノ∀`)・゚・。
ジュリエットとロミオは共に旅立つことで結ばれることになるだろうとは思っていましたが
ロミオを先に旅立たせることでジュリエットの使命を成功させるとはなかなかうまく
まとめてきましたな。
ジュリエットたちのおかげで救われたネオ・ヴェローナ
そしてそれから月日が経ったようですけれど
あれ?ペン坊が抱いてる赤ちゃんって・・・まさかコーディリアの子じゃないよね?
違うよね?近所の赤ちゃんを預かっているだけだよね???
そうだと言ってくれぇぇぇぇ。・゚・(ノ∀`)・゚・。
勝ち組だ・・・紛れも無く奴は勝ち組だ・・・。
やはりあの時一思いに・・・(マテ
キュリオは何やらお店を始めたようですが、ここのシーンで
さりげなくバラとアイリスの花が寄り添っていましたね。
この演出はなかなか憎いな(*´д`*)
二人はやっと結ばれることができたってことを意味しているのでしょうなぁ。
そして大きくなったアントニオに惚れた(;´Д`)ハァハァ
アントニオかわいいよアントニオ
間違ってるよな・・・明らかにおれの反応は間違っているよな・・・・。
ティボルト「いや・・・これは・・・弟のなんだ」
ティボルト最後にキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
なんだかんだ言ってちゃんとロミオとの約束を守ってあげているところに萌えた!
ちなみにあの竜馬ってシエロだよね?
ちらっと子供も見えたような気がするし。
「風が気持ちいい」
ランスロットの奥さんも登場。
風はちゃんと吹きましたね(つД`)
ウィリー「争い…憎しみ…悲しみ…痛み、それらのすべてを終わらせることが出来るもの
それは・・・愛。人を愛する喜び、そのことをあなたたちは教えてくれた」
ここまでずっと応援してきた作品なだけに最後も奇麗ごとを書いて終わろうかとも思いましたが
愛するがゆえにあえて鞭を打たせてもらいました。(Sじゃないけど)
総括っぽいもの
4月スタートのアニメの中で最も気合を入れて応援していたこの作品。
全体としてきれいにまとまったのかなぁとは思うものの、どこか物足りなさが残ったのも確か。
モンタギューって必要だったんだろうか・・・とかね。
ロミオとジュリエットの純愛劇が中心にあったものの、ロミオとジュリエットがそれぞれ向かう先が
今ひとつあやふやでせっかくのキャピュレット家とモンタギュー家という設定が
うまく活かしきれていなかったようにも思いました。
ドロドロした展開とまでは言わないけれど、もう少しロミオとジュリエットがぶつかるシーンが
あっても面白かったのかなぁとね。
二人の置かれている境遇をもう少しうまく活かして欲しかったかな。
まぁ、それを含めても半年間楽しませていただいたのでありがとうございました。
私の感想で一人でもこの作品を知るきっかけとなっていただけたのなら幸いです。
TB送り先
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実は私、人生で初めて本気で「死んだかも」と感じた経験をいたしましてですね…笑 あ、でも生きてますのでどうぞご心配なく!!笑
ロミオ×ジュリエット、私も凄く気になっていた作品だったのですが私の住んでる場所では放送されてないみたいです… というかそぶさんが紹介されている作品のほとんど(…全て?)が放送されず… しっかりしてくれよ北国!!
日々の健康に感謝しこれからの毎日を生きることを誓った米粒でございました(*TヮT*)
一万年と2千年前からおひさしぶりです(謎
こんばんはー、ええ覚えてますとも(笑
確か一ヶ月半ぶりぐらいな?
って何やら大変なことになっていらっしゃったんですか?
死んだかもって・・・。
今は大丈夫なのかな?
お大事にしてくださいませ。
そうですかー、米粒元気さんのところでは見られませんでしたか(つД`)
私の選ぶ作品っていつも周りとずれているというか
地域限定が多いんですよね・・・。
基本、天邪鬼なんであんまり注目されていると避けてしまうところがありまして(汗
ロミジュリはまたネットで無料放送がやる時があるかもしれないので
その時に是非ご覧になってみてください。
気づいたらちゃんとブログで紹介しますので^^
>しっかりしてくれよ北国!!
北国ということはもしや!?
くれぐれもお体には気をつけてお過ごしくださいませ。
そしてまた元気なコメントをいただけるのを楽しみにしております。
健康であるということはすばらしいことですよね(つД`)
もう何年も経ってからの投稿という事になってしまいましたが・・・
勿論、見ておりました。睡魔との戦いでしたけども。
物語の内容として、原作を踏襲しながらオリジナル的な要素(革命や大樹の謎等)のアイディアを盛り込む工夫の努力は評価できるのですが、あまりにもそちらの方に固執してしまい、作品の本来の意味(悲恋の要素)が
おざなりになってしまったのではないかという気がしてなりませんでした。
特に最終回辺りがその影響が強く出たようで、ウィリーの最後の台詞のインパクトが
薄れてしまったと思いました。
作品全体としては、良質の部類であり、鑑賞に十分耐えられる内容でしたが、その辺りが
残念で勿体無いと感じました。
アニメで「ロミジュリ」といえば、30年程前に公開された某映画作品
(正確にはロミジュリを元にした作品ですが、私の世代でしたら真っ先に思い浮かぶと
思います。特に声優の起用や音楽の扱い方は
先駆者であり、豪華絢爛さは凄いものがありました。機会があったら温故知新という意味で見てほしいなと思うところですが・・・
私情が過ぎてしまい申し訳ございません。)
を体験した愚にも付かない年寄りの私としては、本家本元版の作品が見られるというので
期待していたのですが・・・
改めて勿体無いなあと思いました、はい。